おはこんばんちは!ゼロ(仔ushisan)です。

今日は6月19日(水)に行った諸子川での釣行記となります。

いつもどおり、釣行記は長くなりますが、恐らく今シーズン最後となるであろう諸子川での釣行記、どんなことになったのか是非最後まで読んでいただけると幸いです。

いざ実釣

今回は「あまり数は釣れない」予定で「新しい仕掛け」を試す目的で出撃してきました。

釣り座開設

釣り場はいつもどおり(予告どおり?)諸子川です。

諸子川(7:01)

「あまり数は釣れない」予定だったのは、例年通りであれば6月の下旬ともなれば「におの浜一帯」でのコアユ釣りはシーズンオフとなっており、石積みで苔食みコアユの引掛け釣りをされる方くらいしかおられません。

実際に私が竿を出すことにしたこの日のこの時間、諸子川は今シーズン初めての「貸し切り」となっていました。

10時まで好釣も以降は失速

釣り座を構えしばらくすると、拍子抜けするくらいあっさりと釣れました。

今回のファーストフィッシュは実釣開始約9分後でした。

ファーストフィッシュ(7:10)

正直「ボウズ」すら覚悟して来ていたので、釣り座を開設してからこの短時間でコアユが釣れたのはかなり驚きでした。

そして、2匹目は久しぶりのゲストフィッシュでした。

ゲストはホンモロコ(7:22)

その後もポツリポツリとハイペースではないものの釣れ続けます。

ただ、群れの入ってくる場所がピンポイントに固定されているのか、私の釣り座の正面よりやや右寄り(上流側)で釣れます。

手返し良く、楽な姿勢でできるように、ポイントが正面になるように釣り座を若干ずらし調整しました。

のんびり釣っていると時々ある「ぐーん」という強烈な引き。

正体は大概この子たち、10cmを超えて大きく育ったコアユたちです。

こんな子たちも混じりながら、のんびりスローペースで釣り続けていくのも、飽きなくてとても楽しいですね。

飽きない程度に釣れ続ける中、開始から2時間ちょっとが過ぎていることに気づき、クーラーボックスの中を途中経過として覗いてみました。

2時間経過(9:12)

いやいやいや、正直こんなに釣れる予定ではなかったのですが、釣れていたペースを考えれば納得の状況ではあります。

この時点までで相変わらず釣り場でコアユ釣りをしているのは私のみ。

以降、「釣れますか?」と聞かれては「そこそこ釣れまてす」と言うやりとりを何度かしました。
(もう少し踏み込んだお話は後述します)

時々重いのはダブルだったり、相変わらず10cmを超える大きなコアユだったり…

そうこうしているうちにこの日いちばん大きなコアユが掛かりました。

この日のビッグワン(12:13)

相変わらず魚体の割に物凄い引き込みをしてくれるので楽しいですね。

ポツリポツリ釣れ続けるのが止んだのが13時手前頃でしょうか、お昼休憩を取り身体を少しだけ休めて午後からの後半戦へと突入します。

後半戦はさらに失速

13時過ぎてお日様が背後から熱線を浴びせてくれる中、徐々に釣れるペースは落ちて行きます。

日差しが強くなるこの時間帯は河川のコアユ釣りでも釣れなくなる時間帯ですので、想定の範囲内。

かと言って完全に釣れないかと言うと、そういう訳でもなくダラダラと釣れ続けます。

この日、2度目のラッシュが来たのは恐らく15時半を回ってから17時までの短時間のみ。

それ以外は1時間に数匹程度の超スローペースだったと思います。

納竿

17時を過ぎたあたりからラセンの周りに集まってくるコアユたちの姿が消え、アタリもなくなりましたのでやめ時と判断しました。

バイバイ諸子川(18:06)

いつもどおり納竿、片付け後の写真を撮っておきました。

最終的な釣果はこんな感じです。

終わってみればそれなりに釣れていて、クーラーボックスの底は見えない状態です。

数はピーク時に比べれば少ないものの、大きく育ったコアユたちのおかげで嵩があります。

コアユの他にはゲストフィッシュとしてホンモロコとオイカワが数匹ずつ釣れました。
(コアユ以外はリリース)

苦戦する常連さんたち

声を掛けてくださった常連さんたちの中には数名、私が釣れているのを目の当たりにしたり、途中経過のクーラーボックスの中身を見て、隣に釣り座を構える方もおられました。

しかし、ポツリポツリとは言え数釣れるのは何故か私だけ。
(周りはボウズではないにしても多くて十数匹程度でした)

最初は「場所のせいか?」っと思っていたのですが、ラセンの周りに寄ってくるコアユは私よりも常連さんたちのばらけやすい餌の方に多く寄っているように見えましたので、「場所は餌で変えられる」と判断しました。

実際、隣で常連さんに仕掛けを入れられている間は私の方は釣れ止まり、隣の常連さんの仕掛けが上がっている間に私の方に流れて来たコアユが釣れると言うパターンも多く見ました。
(偏光グラスのおかげで水面直下のお魚の動きはよく見えます)

更によく観察していると、しゃくった私の仕掛けの周りに、鈎を追ってほぼ同じ速度(結構速い)で上昇してくるコアユたち…

そして、仕掛けが上昇しきった位置(止まった瞬間)で鈎を見切って食わずに離れる。

そんな状況が何度か垣間見えました。

この理由が、「私の餌がばらけないこと(煙幕効果が無いこと)であれば」私にしてみれば餌をばらけやすく改良すればまだ釣果を伸ばせる可能性があります。

それ以外の理由、例えばコアユの成長具合いや季節(温度)による食性の変化や、シーズンを通してのスレが原因であれば「仕掛け」の方に細工をする、もしくは餌の改良も併せてやる必要があると考えています。

いずれにせよ、今の時期のにおの浜のコアユには、これまで通用した釣り方が通用しないと見て間違いはないようです。

とは言え、今回の釣行結果の鍵は「新しい仕掛け」にあったと考えています。

冒頭に書いた「新しい仕掛け」はこの時期のコアユを釣るために考え、実験的に試作したものだったので、きっとそれが当たりだったのだろうと今はひとりで自己満足しておき、次のシーズンも使えるか実釣で確認したいと考えています。

釣行時の訪問者

今回も印象に残った訪問者とのやり取りを思い出として残しておきます。

意外にも近所?のベテランさん

午前中、ご一緒させて頂いたベテランさんです。

お話していたらどうやらご近所さんらしいことがわかかりました。

帰り際には釣られたコアユをすべて頂いてしまいました、ありがとうございました!
(頂いた分はカウンターの数字には反映していません)

このベテランさんも仕掛けは自作されているようでした。

こだわる方は小道具や仕掛けなど、すべて自作される方も多くおられますね。

皆勤賞のおっちゃん

相変わらず釣り場でお会いするおっちゃんw

最初は対岸(右岸)で釣られていましたが、我慢しきれずに隣に来られ…

この日、私が見たベテランさんたちの中では間違いなくいちばん釣られていました。

釣果はすべて隣にいた常連さんのお友達?に渡して帰られました。

話しによれば二日前くらい(雨の前6/17?)には2時間で80匹くらい、大きなコアユが釣れたとおっしゃっていましたが、恐らくそんなに釣れたのこのおっちゃんくらいじゃないですかね…

また釣り場でお会いした際にはどうぞよろしくお願いいたします。

初めてのコアユ釣り挑戦者さん

今回、コアユ釣りに初挑戦で来られたと言う大阪からのコアユ釣り師さん。

何気に同郷っぽいこともわかり、話も盛り上がりました。

私の使い古しの仕掛けを1セットお渡ししておきましたが、お渡しした仕掛けでは今シーズンはもう厳しいと思います。

来シーズン、もしまた来られるようであればお試しください。

何気に自作の一点物ですので、無くすともう替えはありませんw

釣果とおまけ

さて、ここにきてようやく最終釣果とおまけの発表ですw

最終釣果

コアユの釣果は頂いた分を除いて数えたところ181匹いました。


181匹

726グラム

今後のコアユの甘露煮を作る際の、煮汁の量を決める参考になればと、今回初めて重さを量ってみたのですが726グラムありました。
(頭とはらわたの掃除を終えたあとの重さです)

あと、はらわたには明らかに今までのコアユ以上に、くすんだ緑色の粉状の物が多く入っていましたので、苔をたくさん食べているのでしょうね。

これからはさらに苔を食べるため石積みに付くコアユが増えて、流入小河川の河口域ではさらに釣れにくくなるのでしょう。

おまけ

今回、実験的に水に予め塩を溶かして凍らせておいたのですが、これは明らかに失敗でした。

クーラーボックスの中を冷やす能力は強化されていたのですが、その分融けるスピードも早くなってしまい、帰る頃には氷が融けてなくなってしまっていました。

やむなく帰り際にローソンにより氷を補充…と、レジに並んだ横に居ました、見つけました。

今年の私のイチ推しキャラクターのシマエナガ!

イチ推しのシマエナガ

ローソンで新発売された「シマエナガ ふわもふグミ」でシマエナガのパッケージで売られており、中のグミもシマエナガの形をしています。

ヨーグルト味でふわっと柔らかい感じの触感で、とても美味しかったです。

グミは好きなのでまた見つけたら買おうと思いますw

終わりに

釣行記に最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

実は今回、ボウズ覚悟の釣行、かつボウズを報告して「におの浜」エリアのシーズンオフかも?とお知らせするつもりで行っていました。

しかし、結果的にはある程度普通に釣ってきて、満足する釣果を得られました。

ただ、その裏には先に書いたように「苦戦する常連さんたち」が居られたのは間違いなく、例年との単純比較で言えば「におの浜」エリアのコアユはシーズンオフに入ったと言って良いのかもしれません。

とは言え、工夫次第ではまだ釣れる可能性を感じたところでもありますし、常連さんたちの会話を聞いていると「8月まで釣れる」と言う方もおられるので、餌や仕掛け、釣り方を工夫すればまだまだ釣れるのかもしれません。

はっきりと言えることは、「におの浜」エリア一帯の「小河川河口域」で釣るのは非常に難しく、釣るとしても「石積みの苔食みコアユ」を如何にして釣るかと言う形になるかと思われます。
(引掛け釣りはできることを承知していますので、ここでは除外して考えています。)

これは、私自身やっている方をまだ見たことが無い世界なので実際に釣れるのかもわかりません。

まあ、「日陰になるところが何もない石積みの上で、クッソ暑い真夏にやりたい釣りか…?」と問われると、昨今の猛暑を考えると遠慮した方が良いのかもしれません…(苦笑)

私自身は今シーズン、におの浜でのコアユ釣りはひとまず卒業として、次回は「蓬莱」エリアのポイント開拓にでも出かけてみようかと思っています。
(駐車場が無くても行けるのは電車釣行の強みですね!)

と言うわけで今回の釣行記はこれにて終了です。

それではまた次回!