2023年11月3日(金) ‐ 釣行記「本命釣れても消化不良」
どうも!仔ushisan(ゼロ)です。
今日の日記は11月3日(金)に行ってきた、親友との日帰り釣り旅行の釣行記となります。
若干タイトルでネタバレしていますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
初めて行く釣り場「白杉漁港」の紹介
今回行ってきましたのは西舞鶴にある「白杉漁港」親友は2回目?、私は初めて行く釣り場となります。(8:54)
最寄りの釣具店は「アングラーズ西舞鶴店」です。
漁港内の波も穏やかですが少し風が吹いていました。
運よく堤防の先端付近に入れたので灯台の方面もパシャリ。
画角に立ち入り禁止の策が移らないよう策越しに撮影しました。
なので私が釣り座を構えた場所よりも堤防の先に行くことはできません。
この日の親友のメインターゲットはカワハギで、私は相変わらずウキフカセでクロダイ。
水深のある漁港内側で釣りを開始することにしました。
ちなみにこの漁港、堤防の外側の方が浅く、漁港内は深く掘られているようで、私の釣り座の目の前でも5mくらいの水深はありそうでした。
少し投げると10mくらいはありそう…
最初に投入したのはぶっこみ仕掛け
ウキフカセを始めると忙しくなるので、最初にぶっこみ釣りの仕掛けを組み投げ込んでおく作戦です。
餌は事前にスーパーで買ってきた豆アジを味の素で軽く締めたもの。
ショアジギングロッドを使ってぶち込んでおきました。
まあ、ホントに何かが掛かれば嬉しいな…ってくらいの気持ちです。
ライントラブルが多発した日
この日、いちばん消化不良の原因になったのがライントラブルの多さです。
特にウキフカセの仕掛けの方は、仕掛けを組んだ直後から何故かラインがもつれまくる。
9時前に現着して釣りを始めたはずなのに、本格的にフカセ釣りを開始できたのは実に12時を回ってからになってしまいました。(1匹目を釣った後に1回目のぐちゃぐちゃ)
風の影響で穂先絡みが多発したり、ウキが道糸に干渉してぐちゃぐちゃになったりとまあ大変。
しかもフカセには向かないと言われているPEラインで釣りをしているものだから、ラインが絡まると簡単には解けません。
1日で5、6回は道糸とリーダーを結び直しました。
ぶっちゃけウキフカセでこれをやってしまうと、仕掛けを1から組み直すのと同じですし、結束位置もずれるのでタナも取り直さなければなりません。
滅茶苦茶なロスですね。
今巻いているPEラインも2年目か3年目くらいなので、そろそろラインを巻き直さないといけないのかもしれません。
年内はこのまま使い切って、来年新たにラインを巻き直そうと思います。
ライントラブルは多けれど釣果は最高
ウキフカセを開始してすぐ、1投目か2投目で早速お魚を釣ることができました。(11:51)
狙っていた本命のクロダイではありませんでしたが…小さなキジハタ(アコウ)。
20cmあるかないかくらいの幼魚です。
8月の夜釣りに行ったときに初めて釣って以来の再登場です。
表層から見える範囲に大量の小さな魚の群れ(マイクロベイト)や、少し大きめの何か(後で調べたのですが恐らくスズメダイ)が居るのですが、小さな魚の群れは隣で夕方から釣り始めた親子連れがたくさん釣っていました。(お子さんがキビナゴって言っていました)
サビキで針はアジ針1号とのことだったので、まあ私のチヌ針3号には掛かるわけもなく。
夕方までにもう1匹キジハタを釣りましたが、それ以外にはウキに明確なアタリも出ません。
外道が何も掛からない…
久しぶりのウキフカセはかなり渋い状況でした。
魚の活性が上がる時間帯になってきたのは良いけれど、差し餌を底付近まで届かせるのに時間が掛かりすぎ、中層で他のエサ取りにエサだけ取られることが多くなってきたからです。
エサ取りが針に掛かってくれれば外道釣りでもまだ楽しめたのですが、悲しくも針には掛からず、更には設定している底付近のタナまで届く前にエサを取られてしまい、糸ふけ状態では明確なアタリも取ることができませんでした。
ウキフカセでなかなかアタリが取れない中、作戦を変更。
差し餌をコマセ団子で包んで放り込む紀州釣りのスタイルに変えました。
念願の本命クロダイ
作戦変更して割とすぐ、そこに溜まっていたコマセが効いていたのかは分かりませんが、団子が沈んで着底し、ウキが水面より少し下で漂っていたところ、急にぴょこぴょこと動いたと思ったら一気に移動を開始…
明らかに今までと違うスピード感でのウキの移動に少し焦りをつつもビシっと合わせを入れたら…
凄い勢いで走り出しました…私の磯竿2号はがっつり曲がる。
ドラグもギューン、ギューンって唸るものですから、隣の親子連れだけでなくそのお隣さんや、少し離れた方々までこちらに注目…視線が凄い…
何としてもバラしたくない、これだけはっ!って思いながら頑張っていたら水面に上がってきたのは紛れもなく本命のクロダイ!
ランディングは…タモの存在を忘れていて、お隣の親子連れのお父さんの方が私のフィッシュグリップで取り込んでくださいました。(15:54)
そして釣り上がったクロダイのサイズはなんと39cm!
初めて大きめのクロダイを釣った2022年6月の「奇跡の日帰り釣り旅行」の際の記録を塗り替えた自己最高記録の更新です。
目標の40cmにはあと1cm足りませんでしたが、このサイズのクロダイとのファイトはたまりませんでした。
この後すぐに絞めて持ち帰る準備をしたのですが、胃袋がパンパンになるくらいアミエビを食べていました。
私のコマセよりも周辺釣り人のサビキのアミエビを食べまくっていたのでしょうか…(笑)
ぶっこみ釣りはボウズだがロマンをみた
さて、ここまでメインのウキフカセの方のお話でしたがぶっこみ釣りの方はと言うと…
ボウズでした。
1投目のアジは恐らくイカに食われたであろう無残な姿になって上がってきたのですが、それ以降は完全になくなっているか、エサのアジが残ったまま上がってくるかと言った感じ。
ただ、ちょうどクロダイを釣ってから少しして、あたりが暗くなり始めたとき…
唐突に起き竿のドラグがギューンっ…ギューンっと…
竿を持って少し巻いてみると若干何かの手ごたえがあって…
アワセをビシっと入れたら…すっぽ抜けた…(´・ω・`)
魚影を見る事は叶わなかったけどロマンをみることはできました。
ぶっこみ釣りおもしろ~。
今回の釣行でいちばん学んだこと
水深のあるエリアでウキフカセをやるならば全誘導式でやるか、紀州釣り式でやるべし。そうでなければ中層を狙え。
糸をふけさせてタナに落ちるまでウキでアタリが取れないなら、うまく糸の張りを調節しながら全誘導で沈めてあげないといけない。
紀州釣り方式であれば特に考えなくてもタナまで届けることはできるけど、駆け上がりとかに落ちて行くとウキがめちゃくちゃ沈む…(笑)
特に思ったのはスプール内にウキ止めを巻き込むほどの水深があると、フカセ仕掛けの軽さではスプール内のウキ止めに糸が引っ掛ってうまく糸が出なくなり、ライントラブルの原因に繋がったこと。
PEラインだから余計にではあるんだろうけど、水深のある場所でフカセするならこの辺を気を付けないといけないことがよく分かった。
あえて中層狙いでウキ止めをスプール内に入れないようにするか、全誘導でやるか、はたまた紀州釣り方式でやるか…狙う魚種にもよるけどフカセ釣り、とても奥が深い。
終わりに
本命のカワハギがなかなか釣れず苦戦し、釣果が伸びなくて消化不良になった親友。
(ちなみに親友はタケノコメバルとギンポをお持ち帰りで、他にはベラを数匹釣っていたようです。)
ライントラブルが多くて消化不良(実質午前中ほとんど釣り出来てない…)になってしまったものの、本命を1匹釣って釣果そのものは良かったと言えるかもしれない私。
12月初旬に再戦に行くかどうかの判断を親友に任せ、この日はお開きとしました。
今回も日帰り釣り旅行に連れて行ってくれた親友、いつもありがとう。
次回もまたよろしくね!
と言うわけで今日はこのへんで。
それではまたあした。
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