2023年5月11日の琵琶湖コアユ釣行日記
どうも!ゼロ(仔ushisan)です。
遅くなってしまいましたが、今日は先日(5月11日)に行ってきたコアユ釣行の日記を紹介したいと思います。
今回も毎度お世話になっている諸子川です。
少し長くなりますが最後までお使いいただけると幸いです。
諸子川
2日前まで降っていた雨と当日の風の影響か、少し波が高めで河口から琵琶湖にかけて茶色く濁りが出ているのが確認できます。
波風こそ少しあるものの、空は見てのとおりの青空で良い感じの釣り日和?でした。
いつもどおり、釣り座を構えて釣り開始の写真をパシャリ。
13時半頃、いよいよシーズン3回目のコアユ釣りスタートです。
タックルデータ
- 竿 … SHIMANO 天平61 硬中硬
- 仕掛け … コアユスペシャルならぬ、コウシスペシャル?
- エサ … サバの水煮にいろいろ混ぜたオリジナル
実釣状況
開始早々、早速コアユがヒット。
波風があるとコアユの警戒心が緩むのか、この日はあまり切れ目なく割とコンスタントに釣れていました。
2連荘で釣れたり、最大3連荘で釣れたりと調子よく数を釣っていきます。
しかし、この日は今までと若干事情が変わっていました。
見てのとおりブルーギルです。(しかも結構大きい)
釣り友とLINEでやり取りすると、ブルーギルは底の方にいることが多いと言うお話。
まさに仕掛けの一番下付近によく掛かって上がってきました。
滋賀県ではリリース禁止の駆除対象魚となっている特定外来生物ですので、釣り上げたブルーギルは外来魚回収ボックスへと入れます。
その他にも、低層から中層付近にはモロコも多数いた模様です。
割と型の良いモロコで、帰宅してから下処理の際にお腹を割ると白子が詰まっている個体が多かったです。
そろそろ帰宅しようかなと考えていた夕暮れ時には割と引きの強い大物が!って思ったら、オイカワが釣れました。
婚姻色はまだ出ていませんが、尻びれが長めですのでオスのオイカワですかね。
夕焼けも奇麗な19時前、コアユのアタリも遠のいてしまったので納竿としました。
お持ち帰り釣果
お持ち帰りした釣果はこんな感じです。
モロコが13匹。
コアユはカウンターで152匹でした。(押し忘れはあるかも…)
そして何と言ってもこの日のMVP…
そこらへんに落ちていた針金。(笑)
ゴミとして回収して持ち帰ったのですが、何がMVPかっていうとこの左側の曲げ具合の形状、わかりますかね…?
実は持って行こうと思っていた針外しが自宅で見つからなかったので、釣り座を準備しているときにたまたまそこらへんに落ちていた針金を見つけてUの字に曲げたのです。
これを簡易針外しとして使ったわけですが、めっちゃ役に立ってとてつもなく手返しも良くなりました。(笑)
今までコアユの針外しを手でやっていたのですが、やっぱり小道具がある方が手早く、しかもあまり手を汚さずできますね。
衝撃の事態4連発
さて、実釣状況の紹介を終えたところでこの日の衝撃の事態4連発を紹介したいと思います。
高校生と間違われる
到着して早々、釣り座を用意するために先行者の方に隣に入って良いか確認しました。
私が釣り始めてからしばらく会話をしながら楽しんでいたのですが、唐突に高校生ですか?って聞かれて驚きました。
元々、童顔である自覚は多少あるものの、マスクをしていたとは言え高校生はなかなかに久しぶりの超若見えです。(笑)
四十超えてますよって言ったときの驚かれ方もまた何とも良い反応でした…(おい)
トンビ襲来
隣で釣りをしていたおっちゃん、ブルーギルが釣れたときに恐らく針を飲まれていたのでしょう。
釣れたブルーギルを付けたまま竿を後ろに置き、振り返ってカバンから針外しを探してごそごそしている。
私もそのタイミングでブルーギルを釣り針を外していたのですが、うしろから「がさがさーっ」て音がして振り返ってみると…
トンビが…ブルーギルを掴んで飛び去ろうとしている…しかもとなりのおっちゃんの竿と一緒に…
「えーっ!」ってマジで声が出ました。
おっちゃんも唖然として見てました。
私はトンビが飛び去って竿が落ちて行くところを目撃しました。
そして少しの間、おっちゃんとともにおっちゃんの竿を探しに行きました。
見つけはしたのですが、それはもう木の上てっぺん付近に…
こればかりは流石に私にもどうしようもない。
おっちゃんはしばらくして、「今日は散々やなぁ…」とぼやきながら帰られました。
お気持ちよくわかります…
私も帰る前にもう一度おっちゃんの竿を確認しに現場に行くと…
その日は風が結構吹いていた割にはしっかりと引っ掛かっており、遥か木の上に釣り竿は引っ掛かったままでした。
願わくば持ち主のおっちゃんの手元に帰っていてくれればいいのですが…
大物ヒット、そしてラインブレイク
トンビ襲来から少しして、私の竿にも異変が起こりました…
根掛かりしたと思った、そんな感触が最初にあり少し強めにしゃくってみたら…
動く…
強烈に縦方向にごんごんと持って行かれる…
いや待って、この仕掛けでこんなの上がらんだろう…ってのが正直な感想。
姿くらいは見たかったのですが、やり取りしている時間だいたい5分から10分の間…
うまく引き寄せられれば手でつかめるかな?って思いながら、目印にが見え隠れするあたりを引かれ引きつつ石畳の方へ少しずつ寄せて行くのですが…
ぷちんっとラインブレイク。
ハリス幹糸の0.8号が途中から切れてしまいました。
これだけ長時間暴れていたならエダスは複数本引っ掛かってしまって外れることはないだろうって気がします。
帰路で正体を考えていたのですが、ブラックバスだとすると5分、10分も格闘していれば鰓洗いに水面に出てくるだろうと思うのですが、思いっきり縦(底)方向に持って行かれていたところを考えると、鯉かナマズあたりを引掛けた可能性が高いと思いました。
無理して竿が折れなかったのは幸いです。
この時ラインブレイクの後、手持ち仕掛けの在庫の関係上、螺旋下の針を減らしたからかブルーギルは掛からなくなりました。
結果的にこれはこれで良かったのかも?
モロコがたくさん釣れました
そして最後はお持ち帰り釣果でも紹介していますが、この日はモロコが多数釣れて驚きました。
螺旋の少し上くらいに掛かってくることが多かったです。
濁りのせいなのか、はたまた底付近にブルーギルが入ってきていたからかは、まだまだ私の経験では判断できませんでした。
終わりに
なんだか1日でいろんなことが起こった日でした。
まさかコアユ釣りに来て五目釣り(1匹は逃げられてるけど…)ができると思いませんでしたし、トンビ襲来にはホント驚きました。
今年から本格参戦している琵琶湖のコアユ釣りですが、行くたびに釣れるペースが上がって少しずつ成長していると思っています。
特に今回はタックルデータを見ていただくとわかる通り、竿こそ父の使用していたものですが、それ以外はすべて「自分で作り」用意したもので挑戦しました。
これって実は私にとってはとても重要で、今まで父の力を借りて釣果をあげていたに過ぎなかったものが、父の遺してくれていた仕掛けの作り方の知識や、釣り場で教えて頂いた知識を総動員した結果、「自分の力で成し遂げた」釣果なわけです。
正直に言って、めちゃくちゃ自信がつきました。
いや、「真似しただけだろ」って言われてもかまいません。
あくまでこれは私の持論ですが、どんな知識だって先駆者がいてその人たちが遺した知識を私たちは得て、使用したり応用したりするわけですから、本当に0から知識を生み出せた人に言われない限りは「真似」なんて言われたって平気なんです。
どうせあなたの知識だって少なからずどこかで得た知識を応用しただけでしょう?って思っているもので…(苦笑)
他のベテランの方々を見ていると鈴なりに9連荘を掛けていたりしますが、私の仕掛けでは3連荘までしか掛かっていません。
そう考えると、仕掛けも、テクニックも、今回使用したエサだってまだまだ改良の余地があると思っています。
でもこれでようやく、私はコアユ釣り師としてのスタートラインに立った、そんな気持ちでいます。
今シーズンはまだ湖南エリアでもコアユが釣れそうなので、通える限り通って知識と経験を増やしてどんどん成長していきたいと思います。
そして成長した分、日記やホームページで情報を発信していき、父に負けないコアユ釣り師を目指したいと思います。
と言うことで長ったらしくなりましたが、今回はこのへんで。
それではまたあした。
コメント
2 件のコメント :
仔uhisan、ニッカです。
ナイス釣果!ハリガネは良い針外しに出来たようですね。ニッカ御用達のハズシッコと同じで手返しがとても良くなりますね。鳶恐るべしやね。持ってかれた竿、木の上に持っていかれるとは。
ニッカさん、まいどコメントありがとうございます!
結局帰宅しても針外しが見つからなかったので、新しく買っちゃいました!
ハズシッコも売っていたのですが、第一精工のシンプルなやつが安かったのと、飲まれても外せる先端が欲しかったので慣れた形状でそっちにしました。
トンビはあれを見ちゃうとマジで自分も気をつけなきゃって気になりますね…
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